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(伊豆新聞 5月30日(土)10時17分配信)転載。
諏訪みそ天丼“伊東版”発売 飲食店主小林さん、姉妹都市50周年祝い
伊東市と長野県諏訪市の姉妹都市締結50周年を祝おうと、伊東市竹の内で飲食店「キッチン&バー ラグーン」を営む小林裕さんが名産「信州諏訪みそ天丼」の“伊東バージョン”を考案、販売を開始した。小林さんの呼び掛けに応じ他の飲食店や鮮魚店も諏訪のみそを使った料理を開発した。小林さんらが29日、市役所で佃弘巳市長に料理を紹介した。
「諏訪のみそを用いた料理をもっといろいろ考えて、市内で売り出せないだろうか」という小林さんの提案に、竹の内の「食事処にしむら」の西村直孝さんと宇佐美の「魚安宇佐美支店」の伊東誠一さんが応じた。西村さんは「みそ茶わん蒸し」や「カモのローストみそ赤ワインソースがけ」、伊東さんはみそだれをかけた「カタクチイワシのかき揚げ」や「サバのメンチカツ」を開発した。
小林さんは「みそを使った料理を通じて、伊東市民にもっと諏訪のことを知ってもらいたい。市役所の食堂や伊東マリンタウンなどでもみそ天丼を扱うようになればうれしい」と期待を込めて語った。小林さんと共に市役所を訪れた伊東さんは「みそに合う伊東の海産物はもっとたくさんあると思う。それを探して、お客さんに提案していきたい」と話した。